東京十社とは?~東京の神社めぐり

【寺社】関東地方

東京十社巡りとは?

准勅祭社のはじまり

みなさんは東京十社巡りをご存知でしょうか?
東京にある10の神社をお参りしてまわる企画です。

わたしは、ちょっと不思議な出会いから十社巡りを知りましたが
東京近辺にお住まいでも、あまりご存じない方も多いのではないかと思います。

明治元年、明治天皇が東京近郊の主だった神社12社を准勅祭社(じゅんちょくさいしゃ)と定めました。そのお社を東京の鎮護(ちんご)と万民(ばんみん)の安泰を祈る神社とした。

東京十社めぐり公式ホームページ

と、あります。

”鎮護”(ちんご)とは、災いや戦乱をしずめ、国の平安を守ることの意味です

東京十社巡りの始まり

准勅祭社を定められたわずか約3年後、
1870年(明治3年)9月1日に廃止され
当初 12社あった准勅祭社の制度は一時的なものとなりました。

1975年(昭和50年)昭和天皇即位50年を奉祝して
元の准勅祭社12社から、
府中市にある大國魂神社、埼玉の久喜市にある鷲宮神社の2社が外れて
23区内にある10社が選ばれ「東京十社巡り」が企画されたそう。

それが東京十社のはじまりです。

東京十社をめぐる

東京十社をめぐる道のりは、約40km。

芝大神宮(港区芝)
品川神社(品川区)
赤坂氷川神社(港区)
日枝神社(千代田区)
白山神社(文京区)
王子神社(北区)
根津神社(文京区)
神田神社(千代田区)
亀戸天神社(江東区)
富岡八幡宮(江東区)

こちらの10社は、皇居を囲うように位置しています。

そして、東京十社巡りは
回る順番も期限も特に決まりもないので、自由に回る形で問題ないそうです

東京10社巡りをより楽しむための授与品があるよ!

ただお参りしてまわるのも良いのですが
十社巡りを楽しむための授与品もあります

東京十社めぐり用の「御朱印帳」(1200円)があり、
各社にて授与いただけます。

各社の御朱印料は別途必要です。

また、御朱印とは別に、
各神社にはミニ絵馬もあり、ひとつ300円で授与いただけます。

そのミニ絵馬を貼り付けられる大絵馬(2000円)もあります。

※公式ページによると、大絵馬の取り扱いは、
十社各社にあるわけではないようなので、ご注意くださいね!

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